フルリールについて

ルリールについて

共感から始まる、やさしいつながり

カサンドラ症候群当事者の自助グループ
「フルリール」

フルリールは、発達障害(アスペルガー症候群、ADHDなど)の特性を持つパートナーや家族との関係に悩むカサンドラ症候群当事者の自助グループです。当事者が仲間の共感によって癒され、幸せな人生の一歩を踏み出すことを目的に、2014年より神奈川県を中心に活動しています。活動を通じ、カサンドラ症候群当事者やそのパートナーを含め、「みんなが大切にされる社会」を目指しています。

かたりば開催
回数実績

398回

かたりば
延べ参加者数

4399人

セミナー
開催実績

68回

※上記は2026年2月末時点の実績です

フルリールのはじまり

にもわかってもらえなかった孤独な日々

私(代表 真行結子)は、自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder: ASD)の夫との生活に悩みながら、20年以上の長い道のりを歩んでまいりました。

結婚生活の当初から、夫と情緒的なやりとりができない、相談をしても反応が薄い、周囲の状況に気が付かずひとつの作業を何時間でも続けているなどの行動に、ぼんやりとした違和感を覚え始めました。

夫は真面目で穏やかで、お願いしたことはしてくれる。しかし、彼からの自発的な提案や行動はありません。

家庭運営のすべてを私がひとりで考え、采配を振り、気持ちのわかちあいができない状況に、次第に寂しさを感じるようなりました。

友人、親や妹たちに相談しても、「男性はみんなそうよ」「あなたの思いどおりにさせてくれる優しい夫なのにわがままな悩みだ」などと言われ、共感も理解も得られないどころか、責められることもありました。

わかってもらえることをあきらめて、相談することはやめました。

結婚生活における様々な局面において夫と共に乗り越えたという感覚を持てず、寂しさ、虚しさ、怒り、自責の念、あきらめなどの感情が渦巻く日々は、孤独な辛い道のりでした。

たな苦悩とカサンドラとの出会い

結婚生活が20年を過ぎた頃、結婚しているのにひとりでいる感覚を持ち続けていくことに虚しさを感じ、離婚を考えるようになりました。

その時、相談した精神科医師から「彼は自閉スペクトラム症ではないか」と言われました。

早速、自閉スペクトラム症の特徴を調べたところ、多くの部分で夫の行動様式と合致したのでした。

ここから新たな苦悩が発生しました。

彼の行動や反応は「先天的な脳機能の特性」によるもの。私は今まで、彼に対し「無理で過酷な期待や欲求」をしていたのか。

強い自責の念にかられ、しかし、夫と関係性の満たされなさを拭い去ることができず、葛藤の日々でしたが、様々な文献を読み学び、また、自分を大切にすることを意識し実践した結果、心の安定を得ることができました。

奈川にも“わかりあえる場所”を

2014年の4月、インターネット上でふと目にした「カサンドラ症候群」の記事に目が釘づけになりました。

そこに記載されていた発達障害(自閉スペクトラム症、ADHDなど)のパートナーを持つ人の悩みは、まさに私が抱えてきたものに合致していたのです。

かつての私と同じ悩みを抱えている人が他にもいる、そして、この悩みに名前がついていることを知り、長い間、心にあった重い塊が溶けていくような感覚でした。

早い段階で「カサンドラ症候群」を知り、同じ体験を持つ仲間に出会っていたならば、苦難の道は少し平坦になっていたかもしれないとの思いが頭をよぎりました。

今現在、ひとりで悩んでいる「カサンドラ症候群」の人々のために、ひとりで抱えるには重すぎる悩みを、同じ体験をしているからこそわかちあえる場を、地元神奈川にもつくろうと決意。2014年7月にカサンドラ症候群当事者の自助グループ「フルリール」の活動を開始したのです

すべての⼈が⼤切にされる共⽣社会

立場や特性の違いによって
分断や孤立が生まれるのではなく、
違いを越えてつながり合い、
対話と共感を通じて
誰もが尊重される関係性の中で
生きられる社会を目指します

つながり、学び、回復の道を、ともに

すべてのカサンドラとその家族の
ありのままの笑顔のために、
「つながり」「学び」「回復」の場を提供し、
共感のあるネットワークでサポートします。

当事者として、支援者として

フルリール代表
真行 結子

カサンドラ症候群に陥った体験から、2014年にカサンドラ症候群当事者の自助グループ「フルリール」を設立。
4,000人以上のカサンドラおよび発達障害特性のある方の肉声に耳を傾け、1,500人におよぶクライエントの相談に対応。
支援者向けの「カサンドラからの回復」や「カサンドラおよび発達障害への理解」をテーマとした講演の講師としても広く活動している。
シニア産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントとしての専門資格を有し、公的機関の相談業務などにも多数携わっている。

  • 「私の夫は発達障害?~カサンドラな妻たちが本当の幸せをつかむ方法」すばる舎 2020年10月
  • 「カサンドラ症候群でつらい人のための気持ちが楽になる別れ方」彩図社 2024年10月

演実績

カサンドラ症候群・パートナー関係に関する講演
  • 神奈川県主催 女性問題研修会及び女性への暴力相談等関係機関連絡会講演会「カサンドラ症候群について~理解と支援の実際」 2021年3月19日
  • 静岡県東部発達障害者支援センター主催 研修会「パートナーが発達障害かと思ったら」 2021年10月7日
  • 横浜市男女共同参画センターとの協働事業 講座「カサンドラ症候群〜理解と回復のための講座」 2019年8月~11月
  • 横浜市男女共同参画センターとの協働事業 講座「カサンドラ症候群〜理解と回復のための講座」 2018年9月~12月
  • 横浜市男女共同参画センターとの協働事業 講座「カサンドラ症候群〜理解と回復のための講座」 2017年9月~12月
  • 静岡県発達障害者支援センター主催 講演会「自助グループ運営とカウンセリングの現場から見えてきたカサンドラ症候群とは。そして回復のヒント」 2017年12月4日
  • アスペルガーアラウンド主催 講演会「私とカサンドラ」 2017年7月9日
  • 川崎市宮前区主催 男女平等推進学習「幸せな夫婦関係とは?」 2017年3月8日
  • 発達障害児を育てる親の会「わたぼうし」主催 勉強会「家族なのに、わかりあえない」~カサンドラ症候群~ 2016年12月9日
  • 逗子市主催 男女共同参画啓発事業「カサンドラ症候群とは?」 2016年2月13日
  • 川崎市発達相談支援センター主催 市民講座「カサンドラ症候群とは〜セルフヘルプグループ運営の現場から見えてきたこと〜」 2016年2月6日
発達障害に関する講演
  • 静岡市女性会館主催 講演会「発達障害の夫とカサンドラな妻」 2023年12月9日
  • 発達障害者家族会ひまわりの会主催 啓発講演会「発達障害を持つ家族への向き合い方やメンタルヘルスについて」 2021年12月4日
  • 神奈川県社会福祉協議会主催 支援者向け講演会「発達障害の特性が周囲に与える影響を知り関わり続けるためのヒント」 2021年10月20日
  • 性犯罪被害者支援団体OHANA主催 講演会「発達障害女児と性暴力被害~親として知っておきたい大切なこと」 2020年1月26日
  • 川崎市通級指導教室設置校長連絡会主催 教員向け研修会「発達障害のある子どもの保護者・きょうだい等への教師のかかわり方~カサンドラの視点から」 2017年8月18日

ディア掲載実績

テレビ・放送メディア
  • 2021年7月15日 「NHKニュースおはよう日本」でフルリールが紹介され、代表・真行結子がカサンドラ症候群への理解の必要性を訴えました
  • 2021年2月14日 「NHKあさイチ」にてカサンドラ症候群が取り上げられ、代表・真行結子が専門家として出演・解説しました
雑誌・Webメディア
  • 2024年7月11日 静岡市女性会館 情報誌『WAVE』に、発達障害の夫とカサンドラな妻の事例として掲載されました
  • 2024年5月22日 小学館『HugKum』に、代表・真行結子のインタビュー記事が掲載されました
  • 2023年3月16日 女性セブン(3月30日・4月6日合併号)にて、カサンドラ症候群に悩む女性たちの実態と、代表・真行結子の活動が紹介されました
新聞・ニュースメディア
  • 2024年3月28日 タウンニュース(3月号)に、フルリール設立10周年の節目として支援活動が紹介されました
  • 2022年11月13日 朝日新聞デジタルに「発達障害のパートナーと生き延びる方法」をテーマに、当事者支援の現場としてフルリールが紹介されました

ひとりで悩む日々から、一歩を

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